コラム

FCチェーンの海外展開事例(3) ~ゴーゴーカレー~

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FCチェーンの海外展開

日本のFCチェーンの海外展開の話題が新聞紙面を賑わせています。かつては低コストを目的とした製造業の工場進出が大半でしたが、最近では小売業、飲食業、サービス業のフランチャイズチェーンが、海外マーケットの獲得を目的とした展開が増えています。しかし、進出するという話題の一方で、撤退するということもよく聞きます。海外展開で成功することは容易ではなく、念入りな計画としっかりとした準備が必要です。FC研では、実際に海外展開をして成功しているFCチェーンへのヒアリング調査を通じて、海外展開の実態や留意点などを明らかにしました。その成果をまとめたものが小冊子『FCチェーンの海外展開ハンドブック』です。
本コラムは、この冊子より抜粋掲載しています。
※H26年3月発刊時の情報であり最新の情報ではない点はご了承ください。

FC本部8社の海外展開事例

日本を代表するFC本部8社から、海外進出のきっかけや苦労話など貴重な話を聞くことができた。いずれのFCチェーンも今では海外の複数国に展開しており、海外展開ノウハウが蓄積されていると考えられる。こうした本部の事例は、これから海外進出を目指す企業にとって大いに参考となるであろう。
今回は「ゴーゴーカレー」の事例を紹介。

FCチェーンの海外展開事例 ~ゴーゴーカレー~

東南アジアに出店したのは、このエリアの将来性に期待が持てるため。東南アジアの発展とともに、私達ゴーゴーカレーも成長していきたい。
国により異なるが、例えば東南アジアのように気温の高い国の人々は、日本人と比べると仕事に対してルーズな面がある。現地スタッフは募集すれば集まるが、その後の教育訓練等では手間が掛かることもある。
北米では日常食の価格帯となるが、東南アジアでは少し高級な価格帯となっている。
接客では、意識して日本語で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と挨拶をして、日本食であることをアピールしている。また接客時は笑顔での対応を大切にしている。
失敗例で、東南アジアでの最初の出店国はシンガポールであった。シンガポールでは、ライセンシーであった企業が、ある時、店舗名を変更し、独自に営業を始めてしまった。競業禁止義務にも当たると思われるので、現在紛争解決中である。ノウハウを盗られてしまうというのは、FCビジネスやライセンスビジネスでは常にリスクとしてある。

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海外展開を成功させる「FCチェーンの海外展開ハンドブック」

■海外展開をして成功しているFCチェーンへのヒアリング調査
■海外展開の実態や留意点などを明らかに
日本のFCチェーンの海外マーケットの獲得を目的とした展開が増えています。 しかし、進出するという話題の一方で、撤退するということもよく聞きます。海外展開で成功することは容易ではなく、念入りな計画としっかりとした準備が必要です。本書では、実際に海外展開をして成功しているFCチェーンへのヒアリング調査を通じて、海外展開の実態や留意点などを明らかにしました。海外展開を計画しているFC本部様必見の書物です。

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