フランチャイズ用語集 | 最低保証制度

本部が加盟店に対して一定の総収入を保証する制度で,大手コンビニエンスストア・チェーンなどに導入されています。これは,加盟店の経営およびオーナーの生活の安定を図るとともに本部と加盟店の信頼関係を築くことを狙いとしています。大手チェーンの場合,加盟店の年間粗利益総額(粗利益のほか売上総利益などの呼称もあります)の保証額を設定して,それに満たない場合は本部が不足額を補給するようになっています。但し,オーナーは,ここから従業員の給料などの諸経費の支払や借入金の返済などを行うため,手元に残るのは少なくなります。

関連記事一覧